Masako Takagi
高木匡子展




みゆき画廊にて、、、













高木匡子さん、、、
父の絵の先生です。

現代パステル協会の運営委員をしてらして、
パステルと水彩と墨の融合を試みるという
果敢なチャレンジをされ、、、
今や、日本を代表するパステル画作家、、、

油絵具が日本人の体質にあうかどうか、、、?
では、パステルはどうか?

こんな問題は油絵具が日本に入ってきたときから長年問われてきたことでしょう、、、
きっと多くの画家は画材を自分の思うままに使いこなすのに、四苦八苦してるはず、、、

しかし高木さんは、まるでご自分と画材が一体化したように、
自由自在に画材を操られている、、、、

常に静物画を描きながら、そこにご自分の想いを重ねてらっしゃる素敵な方です、、、

と言ってもお会いしたのは今日が初めて、、、
先生の個展に、父と一緒にうかがい、
すっかり高木先生の絵の虜になりました~

フィレンツェに留学されていた、という話から
美術館のことなど、いろいろ話がはずみ、
私の行ったことのあるカッラーラも、もちろんご存じで、

年に一度ナポリに行き、
ナポリからお友達が年に一度みえるとか、、、

うれしかったのは、
父の絵が個性的で素敵だとほめてくださったこと、、、

お弟子さんも大勢いらしていて、
話題はあちこち飛びました、、、

みなさん、忘れることのできないのは、
2011年3月11日のこと、、、
あの日、
父たちはちょうど絵のレッスンを受けていました、、、
ご年配の方、女性が多いのですが、
父が先に立ってみなさんを誘導した、、、と今も語り継がれています、、(笑)

父は恥ずかしがっていましたが、、、

あれから五年、、、
未だ先の見えない被災地の状況は心が痛みます、、、
みなさんに笑顔の戻る日が
一日も早く来ることを
心よりお祈りいたします。

帰りに小川軒に
寄りました、、、

父と母の思い出の場所、
小川軒・パーラー




私の仕事場が
父の会社の近くだったので、
ときどき、父とランチをしたものでした、、、

あれから、なんと多くの月日の流れたことでしょう、、、